MAGAZINES — 2009
雑誌 / 月刊アーマーモデリング 2009年1月号
「月刊アーマーモデリング」2009年1月号は鳥山明先生の表紙!ご本人製作の戦車模型の記事と付録の陸王まで実物で紹介
鳥山明先生が表紙のイラストを描き、ご本人製作の四式軽戦車の模型も載っている、ミリタリーモデラーの専門誌「月刊アーマーモデリング」2009年1月号(大日本絵画)を、付録つきの実物の写真で紹介。表紙の絵とサイン、模型の記事、編集後記、目次、付録の陸王の箱、中古で買うときに確かめたいところまで。
- 発行
- 2009年1月1日
- 定価
- 2,800円
- 出版社
- 大日本絵画(企画・編集・広告 アートボックス)
公開 2026年11月5日(更新 2026年11月6日)

「月刊アーマーモデリング」は、大日本絵画が出している戦車などのミリタリー模型の専門誌です。その2009年1月号(Number111)の表紙は、鳥山明先生が描いた九七式中戦車と、プラモデルを作るデフォルメされた兵士たちの絵です。表紙の左下には小さく「とりやまあきら」のサインが入っています。さらに本文には、鳥山先生ご本人が作った戦車模型の記事も載っています。
この号には、ピットロードの1/35のプラモデル「陸王」が付録で付いていました。この記事では、付録つきの実物を写真で見ながら、基本データ、表紙の絵、鳥山先生が作った模型の記事、編集後記、目次、付録の箱、中古で買うときに確かめたいところをまとめます。
- 発行日・定価・号数などの基本データ(奥付と表紙から)
- 表紙の絵とサイン、クレジット
- 鳥山先生が製作した四式軽戦車の記事と、ご本人の文章
- 編集後記と目次
- 付録のサイドカー「陸王」の箱
- 中古で買うときに確かめたいところと、取引のようす
基本データ
奥付と表紙に書かれている内容を、表にしました。
| 名前 | 月刊アーマーモデリング 2009年1月号 |
|---|---|
| 種類 | 雑誌 |
| 作品 | 月刊アーマーモデリング 2009年1月号 |
| 出版社・メーカー | 大日本絵画(企画・編集・広告 アートボックス) |
| 発行日・発売日 | 2009年1月1日(奥付の発行日(毎月1日発行)) |
| 定価 | 2,800円(税込) |
| ISBN/JAN | 雑誌 01469-1 |
| 装丁 | 雑誌(付録の箱つき) |
| 入手方法 | 市販(付録つき) |
| シリーズ | 月刊アーマーモデリング |
| 号数 | Number111(第13巻第1号 通巻第111号) |
| 特集 | 誰にでも作れる“カッコいい”日本軍車両 |
| 付録 | ピットロード 1/35 日本陸軍 九七式側車付自動二輪車 陸王 |
| 鳥山先生の模型 | 四式軽戦車(製作・文 鳥山明・目次で18ページ) |
| 鳥山先生の絵 | 表紙(九七式中戦車と、プラモデルを作るデフォルメされた兵士たち・柴犬)・四式軽戦車の記事の名前の欄のガスマスク姿の小さな絵 |
| 管理人が買った値段 | 1,500円 |

奥付には「2009年1月1日発行(毎月1日発行)第13巻第1号通巻第111号」「特別定価2800円(税込)」とあります。発行所は大日本絵画、企画・編集・広告はアートボックスです。発行日は号の表示の日付なので、店頭に並んだのはそれより前です。

表紙の絵とサイン
表紙の真ん中にいるのは、リベットだらけの九七式中戦車です(車種は鳥山先生ご本人の文章より)。緑と茶色の迷彩の上に、黄色い線と肉球の足あとが描かれています。ハッチからは、ゴーグルをつけて双眼鏡を持った怖い顔の乗員が身を乗り出しています。

戦車のまわりでは、デフォルメされた軍服の兵士たちが部品を抱えたり、大きなペンを持ったりしています。模型の組み立てと戦車の乗員を重ねたような絵です。左下の兵士は、カッターのような刃物と組み立て説明書らしい紙を手に、星のマークの入ったチューブに足をのせています。右下には柴犬もいます。


絵の左下には、手書きの「とりやまあきら」のサインと、「cover illustration/Akira TORIYAMA」の小さなクレジットが入っています。
表紙の下には巻頭特集「誰にでも作れる“カッコいい”日本軍車両」の文字と、「国産プラモデル誕生50周年記念」「半世紀の精華を手に取る!」第2弾の文字があります。モデルグラフィックス、スケールアヴィエーションとの「3誌連動」の特別付録企画です。
鳥山先生が作った戦車模型「四式軽戦車」
この号でぜひ見てほしいのが、目次で18ページの記事です。巻頭特集の中で、鳥山先生が作った四式軽戦車の模型が紹介されています。写真の横には「製作・文/鳥山 明」、英語で「Modeled and described by Akira TORIYAMA」とあり、作ったのも文章を書いたのも鳥山先生ご本人です。

模型は、ファインモールドの1/35の九五式軽戦車に、タミヤの1/35の九七式中戦車の砲塔を載せたものです。砲塔には「あ」の字、車体には「4511」の番号が入っています。

ご本人の文章には、この模型を作ったときの話が書かれています。
- 日本軍の戦車はよく知らなかったが、この雑誌のVol.16の記事でこの戦車を初めて知り、いろいろ調べて細かいところにも凝った
- 履帯を1枚ずつ苦労して手直しし、終わりかけたころに、モデルカステンから出来のよい連結可動式の履帯が発売された
- 仕事の合間に数か月かけて完成させた
- 友人でもあるファインモールドの鈴木社長に得意になって見せると、特にペリスコープがぜんぜん違うと言われた
この話は「ムキーッ!!」という一言で終わっています。漫画のひとコマのような締めくくりです。
名前の欄の文章では、表紙の絵の話もしています。九七式中戦車にはもともと知識も興味もほとんどなく、形をつかむために昔買ったタミヤのキットをそのまま組み立てたそうです。調べるうちに模型の出来のよさと九七式のカッコよさに驚き、細部が複雑なので、漫画らしいディフォルメはほどほどになったと書かれています。
編集後記と目次
編集後記の最初の話題は、この表紙です。書いた編集部の方は、小学生のころに『Dr.スランプ』、中学生のころに『DRAGON BALL』を読んでいたそうで、鳥山先生の絵を表紙にした本を作れたことを喜んでいます。

目次を見ると、第一部は日本の戦闘車両の特集で、第二部は付録の「九七式側車付自動二輪車編」です。付録のキットの組み立て説明は111ページからです。
第一部の18ページの行が、上で紹介した「四式軽戦車【ケヌ号】(ファインモールド 1/35改造)/鳥山 明」です。

| 9ページ〜 | 第一部 日本の戦闘車両(自走砲・軽戦車・中戦車など) |
|---|---|
| 18ページ | 四式軽戦車【ケヌ号】(ファインモールド 1/35改造)/鳥山 明 |
| 105ページ〜 | 第二部 九七式側車付自動二輪車編 |
| 111ページ〜 | 付録のキット「陸王」を作ってみよう! |
※目次の写真から読み取った内容を、短くまとめています。
付録のサイドカー「陸王」
付録は、ピットロードの「1/35 日本陸軍 九七式側車付自動二輪車 陸王」のプラモデルです。側車付きのオートバイ(サイドカー)のキットで、箱の説明によると、1両と乗員のフィギュア2体を作れます。中身はA・B・Cのランナー計3枠です。
2010年11月号の付録とは違って、この箱のふたに鳥山先生の絵はありません。オートバイと乗員のシルエットが、緑色で刷られています。鳥山先生の絵があるのは本誌の表紙です。




裏表紙
裏表紙はタミヤのプラモデルの広告です。背には大日本絵画の名前と「特別定価2800円」の文字があります。

中古で買うときに確かめたいところ
模型の雑誌は、付録だけ、本誌だけに分かれて出品されることがよくあります。この号の鳥山先生の絵と模型の記事は本誌にあるので、それが目当てなら本誌だけでも楽しめます。買う前に、次の3つを確かめておくと安心です。
| 付録 | 「陸王」の箱が付いているか(「付録なし」の出品が多い) |
|---|---|
| 号 | 2009年1月号(Number111)か。2009年12月号の付録「九二式重機関銃」は別のキット |
| 表紙 | 表紙に折れや破れがないか。絵が目当てなら、ここがいちばん大事 |
2026年11月に、中古で売れた値段を調べたところ、本誌と付録の箱がそろった出品は見つかりませんでした。下の目安は本誌だけ(付録なし)の値段で、付録の箱だけの値段は分けて出しています。当サイトでは、本誌を500円、付録の箱を1,000円で手に入れました。
鳥山先生はこの雑誌の2010年11月号の表紙も描いています。そちらは付録の箱のふたにも鳥山先生の絵が使われています。
取引相場の目安(中古)
800〜1,000円
直近3か月に売れた2件(本誌だけ)
付録の箱だけ(陸王) 300〜2,500円本誌だけ(付録なし) 800〜1,000円
点は売れた1件ずつ、点線は定価(2,800円)。
月ごとの数字と調べ方
| 売れた月 | 値段 | 中央値 | 件数 |
|---|---|---|---|
| 2026年9月 | 800円 | ― | 1件 |
| 2026年8月 | 1,000円 | ― | 1件 |
中古で実際に売れた値段を、管理人が月に1回調べた記録です(2026年11月調べ)。値段は100円単位、売れた時期はおおよそです。単品のみで、セットやおまけ付きは除いています。本誌と付録の箱がそろった出品は見つかっていないので、大きな値段は本誌だけのものです。
鳥山先生の絵が使われたほかのもの
鳥山先生の絵が使われた雑誌は雑誌のページに、グッズはグッズのページにまとめています。写真で紹介しているアイテムの一覧は写真で紹介のページから見られます。
まとめ
- ミリタリー模型の専門誌「月刊アーマーモデリング」2009年1月号(Number111・大日本絵画)。特別定価2,800円(税込)
- 表紙は鳥山明先生の描いた九七式中戦車と、プラモデルを作る兵士たち。「とりやまあきら」のサインと「cover illustration/Akira TORIYAMA」のクレジット入り
- 目次で18ページの記事に、鳥山先生が製作した四式軽戦車の模型と、ご本人の文章が載っている
- 付録はピットロードの1/35「陸王」(サイドカー)。箱のふたはシルエットで、鳥山先生の絵は本誌の表紙
- 中古は本誌だけ・付録だけの出品が多いので、付録の有無を確かめる
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